2013年3月14日 (木)

第4回 糖尿病教室を開催します(ご案内)

日ごとに春の気配を感じる季節となりました。当院では323日(土曜日)13:30より、第4回糖尿病教室を開催します。

今回は、“運動”と“食事”の2つのテーマを準備しています。興味をお持ちの方は、どうぞ、お気軽に当院の外来までお申し出ください。

 

1.「糖尿病の運動療法」

運動をしたいと思っても、なかなか始められない方や運動の苦手な方など、どんな方でも取り組みやすい安全な運動を、当院の理学療法士がご指導します。さあ、やってみましょう!

 

2.「楽しい糖質管理の極意」

日頃の食事で何を食べればいいのか、何に気をつけたらいいのかお困りの方に、血糖値の上がりにくい食事のとり方を管理栄養士が伝授します。外食やコンビニでも使える食事の選び方がわかりますよ!

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2013年2月28日 (木)

医療サービスについて 院内勉強会を行いました

1月17日に、医療サービスの勉強会を行いました。

今回は、「接遇と個人情報について」と題し、普段の業務を行っている中で気になった点や困った点をいくつか挙げ、その事例をもとにグループワークを行いました。
今回使用した事例は、主に受付や病棟の詰所で起こりうるケースでしたが、業務上の関係の大小にかかわらず「あなたならどうしますか?」という視点で、病院内のあらゆる職種を対象にグループワークでディスカッションし、統一した気持ちで対応してもらうことを目的としました。
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6つの事例の中で「患者さん側から、”特定の方に限って面会許可をして欲しい” という要望があった場合の対応」等、意見のまとめが難しいものもあり、今後の委員会でも継続して検討することとしました。日々さまざまな方が当院にいらっしゃる中で、個人を特定する方法、個人情報の保護、といった点をアイディアを出し合いながら全職員が対応できる体制にしたいと思います。
患者さんやご家族が安心して過ごせるように日々検討努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。

2013年2月 4日 (月)

第32回いぶすき菜の花マラソンに参加しました!

いぶすき菜の花マラソンが1月13日に開催され、昨年に引き続き、今年も当院から職員が参加しました。
今年の当院からの参加者は、総勢13名。そのうちフルマラソン初挑戦者が半分以上おり、指宿の地にて、当院のチャレンジングスピリッツを発揮して参りました。
そして、この1日を通し、挑戦すること、継続すること、諦めないこと、気遣うこと、励まし合うこと、達成すること、感謝すること、等々、 さまざまな体験を得られたものと思います。
この体験を通じて、自分に、周りに良い影響を与えてくれると信じています。
来年も、更に多くの挑戦をしたいと思っています。
今回、マラソンに初挑戦した職員からのコメントを紹介します。
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栄養管理室の黒丸です。私は1月13日(土)に行われた「いぶすき菜の花マラソン」に参加してきました。
今年の参加人数は18,000人以上で最高齢は男性90歳、女性80歳だったそうです。
当院からも13人参加しました。参加するにあたり病院からも応援の品(当院オリジナルTシャツ)をいただきました。
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当日は悪天候のため、集合写真は雨合羽での撮影になってしまいましたが、お揃いのTシャツを身につけ頑張ってきました。
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最初は職場のメンバーで走っていたのですが、途中から1人になってしまい、寂しい上に打ちつける雨に見舞われ何度も心が折れそうになりました。
きれいな菜の花が咲き誇り、池田湖や開聞岳などあったはずなのですが、見る余裕もなくひたすらゴール目指して足を動かすことしか出来ませんでした。
沿道で寒い中「頑張って!!」とたくさんの声援をいただきましたが、中でも「きついね。あともう少しだよ!」「寒いね。頑張ってるね!」という声援がとても心に染みました。ランナーの中にも「寒いですね。一緒に頑張りましょう!」と声をかけてくださる方もいて「1人じゃないよ!」と励まされている感じがして心強かったです。また芋や煮麺、飴、ホットコーヒーなど、地元の方々が差し入れでおもてなししてくださり、多くの支えがあってなんとか完走することが出来ました。
ゴール直後、職場のメンバーと再会することが出来た時、完走出来た達成感と再び会えた安心感で涙が出そうになりました。
とても過酷な経験をしたはずなのですが、結果(タイム)を見た時、"来年は記録を更新したい!! "と思ってしまいました…。
今年はプライベートも充実させながら自分なりの目標に向かって頑張って走り続けたいと思います!

2013年1月31日 (木)

医療安全について 院内勉強会を行いました

平成241220日 医療安全についての院内勉強会を行いました。

今回は、外部講習会「医療安全管理者講習会」に参加したメンバーによる伝達講習、および、緊急時の院内救急招集の運用についての説明を行いました。

 

安全は、患者さんを守ることはもちろん、医療に従事する者を守ることにもなります。安全であることで、患者さんが安心して医療を受けられるように、そして、医療従事者が安心して仕事ができ、より良い医療を患者さんに提供できるように、意識を継続的に高めています。

 

1.医療安全管理者講習会の伝達講習(講師より)

 

・医療における安全確保は社会の強い要請であり、医療機関および医療従事者に課せられた責務です。安全確保の成果をあげるためには、継続的な質向上の取組みが必須であり、問題解決手法、すなわち一般産業界で確立された質管理の考え方や手法の導入が有効です。医療安全管理者養成講習を通じて、医療現場に安全文化を醸成し、医療の質向上を図ることに努めたいと思います。(薬剤部 松枝)

 

・今回、医療安全管理者講習会を修了し、病院における安全管理・質管理の基本や、組織的な安全管理体制を確立する知識と技術を学びました。研修の中で、医療安全の本来の活動が日々のインシデント・アクシデントの対応に追われるのではなく、組織としてチームワークの充実とコミュニケーションを重視したシステム作りをすることだと知りました。(臨床検査技師 鏡橋)

 

2.緊急時の院内救急招集の運用について

 

院内救急コールは多くの病院がいろいろな形でされている事と思います。

当院においても医療安全委員会にて検討し、院内救急コール体制を最近ではりますが10月に発足しました。

病室以外でも患者さんの急変は起こりうる可能性があり、ナース以外の病院職員が発見者になった時、いかに迅速に対処すれば良いか、院内全館放送を利用し院内の全職員に応援を求め、急変患者さんに対し迅速な対応を行うためのシステムです。

 今後、病院として色々な課題に取り組み、院内全体でチームとして機能していくように努力していきたいと思います。

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2013年1月29日 (火)

サービス付高齢者向け住宅工事を着工しました

 当院は、サービス付高齢者向け住宅の運営を計画しており、本年夏の完成を目指し先日工事着工しました。


 昭和52年の病院開設から現在に至るまで、デイケアや居宅介護支援事業など若干の介護事業も行っておりますが、事業全体の比重としては医療に傾注して参りました。しかしながら、今後の超高齢化社会や昨今の医療行政に対応し、法人全体として地域住民の方に貢献する為には医療のみならず介護分野についても深く関与しなければならないと考えて今回の建設に至りました。


 建設地の近隣には昨年大型のショッピングセンターも開店し、利便性に富んだ立地条件となっています。また、医療においては当院が近接しており全面的にバックアップしますので医療必要度の高い入居者の方でも、便利で安心した生活を送っていただけるものと考えております。


 居室数は全30室、広さは22.4㎡が28室、28.7㎡が2室となっております。家賃等を現在検討中で決定次第改めてご案内する予定ですが、その他お問い合わせある場合はお気軽にご連絡下さい。(連絡先:0995-45-3085 担当:友永・満留)


 工事は平成25年8月前後までを予定しております。近隣にお住まいの方には工事期間中ご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力をいただきたいと存じますのでよろしくお願い申し上げます。

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パースは全てイメージですので実際は異なります。

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2013年1月22日 (火)

基本方針を刷新しました

平成251月より当院の基本方針を刷新しました。

従来の基本方針は平成204月に定められたもので、バランススコアカード(顧客・業務・財務・学習の視点から企業のビジョン・戦略にどの様に影響し業績に現れるのかを可視化するための業績評価指標)の要素を取り入れたものでした。

今回の改定では、当院が経営理念にある様に『霧島市民に必要とされる病院』となるために「高度慢性期病院としての機能強化」、「リハビリテーション」、「認知症ケア」、「終末期医療」、「患者・職員満足度向上」等、今後どのような病院にならなければならないのか、そのためにどのようなことに取り組まなければならないのか、をより具体的に示したものとしました。そこで基本方針を新しく下記の通りとし、今後更なる地域医療発展のために尽力致します。

 

『高度慢性期病院としての機能向上を常に追求し、高度急性期・在宅医療を全面的にバックアップします。』

『最新の知識に基づいた良質なリハビリテーションを提供します。』

『患者さんの尊厳を重視した、身体拘束のない認知症ケアを行います。』

『患者さんの意思を尊重し、心身共に穏やかに過ごせる終末期医療を提供します。』

『患者さんも職員も満足できる明るい病院を職員一丸となって創ります。』

2012年12月30日 (日)

〜第3回 糖尿病教室を開催しました〜

平成24年12月8日(土)、当院OT室にて第3回糖尿病教室を開催しました。

今回は、空気が乾燥し風邪をひきやすい季節という事もあり、シックデイの対応~体調が悪い時の過ごし方~について、当院の糖尿病内科医 清水利昭Drが説明させて頂きました。

シックデイとは、簡単に言うと糖尿病患者さんが病気による体調不良を起こした時の事です。糖尿病の患者さんは、シックデイには特別な注意が必要です。

 

シックデイルールには大きく4つ

①温かく安静にする

②早めに主治医に連絡をとる

③食事・水分・電解質をとる

④病状をこまめにチェックする 

があります。特に、お薬を飲んでいる方やインスリンを使用されている方は、「いつから、何がどうだ」を細かくチェックし、早めの受診をされる事をおすすめします。

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そして、新年を迎えるにあたり「お正月料理を楽しむポイント」を管理栄養士の杉木が説明させて頂きました。おせち料理は、保存ができるようにお砂糖をたくさん使用してある料理が多く、糖尿病の患者さんは食べる量に気をつけて頂きたいと思います。

最近では、糖質は食後高血糖に直接影響を与えている唯一の栄養素という言い方ができるようになってきています。

お餅は1つで、小さい茶碗1杯弱の糖質を含みます。お雑煮にお餅が入っていたら、主食を控える事で血糖の調整ができます。また、今回は糖質ゼロのアルコールや自然派の甘味料ラカントSを使用した、筑前煮と伊達巻の試食をして頂きました。最近では、スーパー等でも糖質を抑えた食品を見かけるようになりました。選ぶ事を楽しみながら、新しい年を迎えて頂けたらと思います。

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クリスマス会

1219日、毎年恒例のクリスマス会を行いました。

入院患者さんを前に、職員でハンドベルの演奏を披露しました。毎日昼休みに練習を重ねた成果もあり、なかなかきれいな和音の響きを皆様にお聴かせできたものと自負しております。とても楽しい会になりました。

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また、クリスマス会の会場をはじめ、各病室、デイケア、託児所などへ、多くのサンタがプレゼントを持って訪れました。

フィリピンから11月に当院に入職したメイさんとパムさんも、さっそくサンタの一員としてプレゼントを届けにうかがい、皆様にとても喜んでいただきました。

次回もまた、患者さんに楽しんで喜んでいただけるレクリエーションを提供していきますので、宜しくお願い致します。

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フィリピンからの看護師候補生2名が、当院の仲間になりました

1123日から、当院に新しい仲間が加わっています。

日本の看護師国家資格取得を目指し※、はるばるフィリピンからやって来た、メイさんとパムさんですhappy01。当院で、看護補助の実務研修と、看護師合格のための学習に励んでいますhospital

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(左:パムさん    右:メイさん)

 

当院に来て1ヶ月が経過し、日本の暮らしや当院スタッフとのコミュニケーションにも徐々にですが慣れてきて、ますます勉強にも身が入る今日この頃です。

先日行われた歓迎会でも「勉強も仕事も頑張りますので、みなさんよろしくお願いします」と、スムーズな日本語で、皆の前であいさつされましたkaraoke

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2人は母国フィリピンで看護師の仕事をしていました。

今回、日本の看護師国家資格を得るため、母国で半年間の日本語研修を経て、5月から来日しさらに半年間の日本語研修を受けてきました。

最初はとまどいもありましたが、研修の成果もあってか日常の会話については思いのほかスムーズで、基本的なコミュニケーションについては大きな問題はないようです。今後、細かいニュアンスや、方言もちょっとずつ覚えてもらうと、患者さんとの会話がもっと密にできるようになりそうです。

但し、国家試験に合格するための専門的な日本語や知識についてはそうはいきません。日本人並みの言葉の理解力を備えた上で、さらに知識を備えるための勉強が必要です。

当院では研修プログラムを作成し、看護部の講師が看護師候補生と交換日記をして、コミュニケーションを図りながら懇切丁寧に指導しており、また、理解力向上のために毎週一回、日本語の専門講師を招いて日本語学習を行っています。こうして一緒に合格を目指しています。

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メイさんパムさんも、慣れない国で慣れない冬を迎え、苦労も多いと思いますが、逆に当院スタッフも、相手に理解できるように説明することが必要だということを気付かされ、お互いに勉強になっています。

2人が来たことで、お互いが刺激し合い、相乗効果が生まれることを期待し、そうなるように皆で盛り上げていきます。

みなさん、新しい仲間 メイさん パムさんをよろしくお願い致します。

見かけたら、気軽に声を掛けてくださいねhappy01

 

 日本とフィリピンとの経済連携協定(EPA)に基づき、日本の看護師国家資格を取得するため来日し、当院で研修および学習を行っています。なお、鹿児島県内では、平成24年度、今村病院分院4名、今村病院3名(共にインドネシアの方)、当院2名の合計9名が各病院に勤務しております。

 

 経済連携協定(EPA)は、貿易の自由化に加え、投資、人の移動、知的財産の保護や競争政策におけるルール作り、様々な分野での協力の要素等を含む幅広い経済関係の強化を目的とする協定のことです。

 

2012年12月29日 (土)

年末年始の外来診療について

年末年始の、当院外来診療についてお知らせです。

平成24年12月30日(日)〜平成25年1月3日(木)は、外来診療を休診いたします。
なお、1月4日(木)からは、通常通り診療を行いますので宜しくお願い致します。
 
12月29日(土) 午前:通常診療  午後:当番医(時間外扱い)
12月30日(日) 休診
12月31日(月) 休診
  1月  1日(火) 休診
  1月  2日(水) 休診
  1月  3日(木) 休診
  1月  4日(金) 通常診療
(急患については、この限りではありません)
 
なにとぞご理解の程 よろしくお願い申し上げます。