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2017年4月

2017年4月25日 (火)

春になりました‼ 新年度を迎え気分も新たに頑張ってます‼

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2017年4月18日 (火)

透析室のご紹介

みなさん、こんにちは。国分中央病院/透析室の臨床工学技士、福留です。
今回は、国分中央病院の透析室のご紹介です。

透析室ではその名前の通り「血液透析」を行っています。ご存じの方もいるかもしれませんが、血液透析とは、腎臓の機能が著しく弱ってしまった方に受けて頂く医療です。弱った腎臓に代わって、専用の医療機器を用いて体の中の老廃物などの毒素を取り除き、体外に排出します。

透析室には医療設備として、透析機械6台(患者モニタリング装置5台・個人用透析器1台)、RO装置(逆浸透装置…水を濾過する装置)、セントラル装置(透析用監視装置)があります。

血液透析は、きわめて高度な機器と技術の上に成り立っている治療ですので、透析を担当する看護師と臨床工学技士が、透析開始から終了までの手技、機器の操作保守点検などを綿密に行っています。透析中は透析機械の管理もしていますが、患者様の状態を機械だけに頼らず、自分たちの目と手でこまめにチェックする事を心掛けています。

現在国分中央病院の透析業務は、月・水・金曜日2クール、火・木・土曜日1クールで、入院及び外来の患者様に対応しています。今後とも患者様や地域の皆様に信頼していただける治療を目指し、努力を積み重ねていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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また国分中央病院では、高気圧酸素治療も行っています。高気圧酸素治療とは、患者様に高濃度の酸素を吸入して頂くことによって病態の改善を図る治療です。高気圧酸素治療への適応などご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

2017年4月10日 (月)

4月16日に「健康教室」を開催します!

ようやく季節も春めいてきましたね!皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

健康寿命という言葉をご存じの方も多いのではないでしょうか。
健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことで、 国分中央病院では、
地域の皆さまの健康寿命をを少しでも延ばすことを目的とし、 免疫力と身体活動を落とさない生活
習慣を入院患者様のご家族や、地域住民の方に 知って頂きたいと思い、健康教室を開催します。

今回も前回と同様に、当院系列メディカーサ国分中央が所属しております国分中央西地区自治会の
「健康いきがいづくり」と合同で開催いたします。

当院の管理栄養士、理学療法士によるお話、体操を通して一緒に健康寿命を延ばしませんか?
皆様ご気軽にご参加ください。

教室内容:
        ① 免疫力を落とさない食生活のポイント (管理栄養士 黒丸 加奈子) 
        ② いつでも気軽に健康体操 (理学療法士 今別府 剛、豊廣 優作)
日時:平成29年4月16日(日)  10:00~11:00
場所:メディカーサ国分中央(通所リハビリテーション)
参加費:無料
お問い合わせ先:  医療法人美﨑会 国分中央病院
                           栄養管理室  Tel 0995-45-3085

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2017年4月 3日 (月)

薬好きの薬剤師/薬嫌いの薬剤師

みなさん、こんにちは!国分中央病院/薬剤師の折口です。

病院や薬局、ドラッグストアなど、意外と身近にいる薬剤師。いろんな薬剤師がいますが、今回のブログではおおざっぱに、薬好き/薬嫌いで薬剤師を分けてみるお話です。

症状があると薬に頼る薬剤師と、そうでもない薬剤師がいます。

例えば、風邪薬などを例に挙げると解りやすいと思います。風邪の原因はウイルスというものであり、一般的に風邪薬というのは、風邪の諸症状(咳・鼻水・頭痛・高熱)を緩和させる為のもので、根本的治療にはなりません。風邪は、人間の持つ防御機能である免疫力・自然治癒力によって治るものです。つまり、咳・鼻水により風邪のウイルスを排出し、高熱によってウイルスを弱体化させる事によって治療は行われるものです。では、なぜ風邪薬があるかと申しますと、薬で症状を和らげた方が、しっかりご飯も食べられ、ぐっすり睡眠をとれるという理由から処方される事が多いです。

さてここで、薬好きの薬剤師と薬嫌いの薬剤師、それぞれの立場からの意見です。

薬好きの薬剤師に言わせると、「症状を少しでも軽くし、仕事に支障が出ない様にしたい」という言葉が返ってきます。薬嫌いの薬剤師に言わせると、「風邪薬を飲むと眠くなり集中力が欠け、ミスを起こしてしまう。発熱した方が、治りが早い」という言葉が返ってきます。

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かなり単純にした例え話ですので、もちろんどちらが正しいとは言い難いですが、患者様の状態・意思、または状況によって、正解は変わってくるのでしょう。そこまで患者様の状況を親身になって理解して、そして薬の専門家として答えを出すのが、薬剤師のあるべき姿とも思います。(ただし、発熱が4日以上続くと別の病気が潜んでいる可能性もあります。また高熱による異常行動、急性脳症と呼ばれる意識障害等も現れてくるので注意しましょう。)

何はともあれ、医師・薬剤師以外の人が安易にインターネットで情報を集め、自己判断で薬を中断するのはやめましょう。近くのドラッグストア・薬局には薬剤師もいますので、ちゃんと相談してから薬は飲みましょう。