アート・文化 Feed

2016年10月11日 (火)

臨床美術ってなに?

こんにちは!
今回は、国分中央病院の通所リハビリテーション(デイケア)
取り入れています、「臨床美術」についてのご紹介です。

臨床美術ってなに?…初めて耳にする方も多いのでは
ないでしょうか。
臨床美術とは、絵を描いたり、ものを
作ったりという創作活動が脳の働きを活性化させて、
高齢者の認知症ケアに効果があるのではないかという
発想から開発された、1996年に誕生した比較的新しい
取り組みです。専門知識を持った臨床美術士が、参加者
お一人お一人の個性や状態に合わせて、その人の意欲
と潜在能力を引き出していく独自のプログラムとなってい
ます。現在では、発達が気になる子どもへのケアや小学
校の授業、社会人向けのメンタルヘルスケアなど、幅広く
取り入れられているようです。

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国分中央病院では月に1回、第2木曜日に臨床美術士
の先生をお招きし、通所リハ利用者様への取り組みを
行っています。「むずかいしいな~」「楽しいよ」「絵は苦
手なのよ~」など反応は様々ですが、先生のほか職員
もお手伝いし、それぞれに作品を完成させ、最後に参
加者全員で鑑賞会を開きます。「苦手だ」とおっしゃって
いた方も最後にはご自分の作品に満足され、お持ち
帰りになられます。

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見学も随時受付けておりますので、どうぞお気軽に
お問い合わせください。

お問い合わせ先:国分中央病院/通所リハビリテーション(担当:假屋)TEL:0995-45-3085

2016年6月29日 (水)

「認知症市民フォーラム2016」開催

「認知症市民フォーラム2016~地域で取り組む認知症~」と題しまして6月18日
に市民公開講座を開催いたしました。
講師には

九州大学院精神科神経科助教 
 ・小原 知之(おはら ともゆき)先生 

医療法人大誠会社会福祉法人久仁会理事長
群馬県認知症疾患医療センター内田病院センター長
 ・田中 志子(たなか ゆきこ)先生

お二方をお招きし、座長を当院理事長 藤﨑剛斎が務め、認知症に関する最新情報
や認知症ケアの具体的な内容や取組をご講演頂きました。

小原先生は、認知症の発症リスクを抑えるためにはどのようなことに気を付ければ
よいか、また、認知症を発症したときに使われるお薬の効果についてのお話をして
いただきました。
田中先生は、ご自身の病院理念である「ともに創り出す」「共に育む」「共に癒す」
をもとに、認知症にやさしい地域ネットワーク作りのため、現在、取り組んでいる
活動をご紹介していただきました。

公演終了後にご記入頂いたアンケート結果を掲載しておりますのでご参照ください。

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