患者様に寄り添う看護を目指して
こんにちは!国分中央病院/2病棟の看護師です。
私達の働く国分中央病院3階には、『多目的ホール』という場所があります。大 きなテレビがあって、患者様がテレビを見たり昼食を食べたりと、リラックスしていただく場となっています。
さて2病棟には長期の入院が必要な患者様も多く、やっぱりご家族が恋しくなったり、一日も早くご自宅に帰りたいというお気持ちの強い方もいらっしゃいます。そこで理学療法士を中心としたリハビリスタッフから、患者様のリハビリを多目的ホールで行いながら、病院職員と患者様、または患者様同士の交流を深めることで、少しでも患者様のお気持ちにゆとりを持っていただけないだろうか、と言う提案がありました。そして1月末より、多目的ホールにてリハビリを行っています。
- リハビリテーションの様子
今まで病棟の看護師・介護士は、病棟からちょっと離れているリハビリ室での患者様のご様子は、なかなかじっくり見ることができませんでした。しかし病棟すぐ近くの多目的ホールでリハビリが行われることで、日頃のカンファレンスだけでは伝わらない、詳細な患者様の状態やお気持ちに触れることができ、より患者様お一人お一人にあった看護を考える、良いきっかけとなっています。
これからもあらゆる機会を活用して、患者様に寄り添った看護とは何かを、考え続けていきたいと思います。