2014年4月14日 (月)

新規診療科のご案内 -もの忘れ外来始めました-

国分中央病院では認知症を心配される方、認知症の方を対象に「もの忘れ外来」実施します。

認知症は早期診断・早期治療により進行を遅らせることで、日常生活に対する問題を少なくすることが

できます。

認知症についてお悩みの方はお気軽に受付・外来までお問い合わせください。

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※認知症疾患に基づく周辺症状(暴言、暴力、夜間徘徊)が激しい患者さんにはその周辺症状の治療のため、

 入院治療が必要となる場合がありますが当院には精神科入院病床がない為、近医精神科をご紹介する

 場合があります。

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2014年3月11日 (火)

姶良・伊佐地域パーキンソン病市民公開セミナー開催のお知らせ

 難病患者及びその家族が住み慣れた地域で安心して在宅療養生活を送る為の
 地域ケア体制の整備の一環として、下記の通り市民公開セミナーが開催されます。
 
 本セミナーは地域のパーキンソン病患者及び家族の不安軽減や
 一般住民・関係者への難病及びパーキンソン病の理解促進を目的に
 グラクソ・スミスクライン株式会社、全国パーキンソン病友の会鹿児島県支部等による
 協働開催になります。
 
日時    平成26年6月14日(土) 午後2時~午後4時
場所    姶良市文化会館(加音ホール)、小ホール
対象者  パーキンソン病患者及び家族、一般住民、医療・福祉・介護関係者
       行政関係者等 150名~200名程度を予定
内容    1) 医師による講和 ①   「パーキンソン病の基礎知識」
       2) 医師による講和 ②   「パーキンソン病の治療」
       3) 理学療法士による講和 「パーキンソン病のリハビリテーション」
       4) 質問・相談コーナー
       5) 全国パーキンソン病友の会鹿児島県支部からのお知らせ
 
  ※講師については
 (独)国立病院機構 南九州病院 神経内科 臨床研究部長 園田至人 先生
                       リハビリテーション科 中筋八千代 理学療法士長
 (医)松城会 隼人温泉病院 神経内科 木建直哉 先生

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2013年12月28日 (土)

「メディカーサ 国分中央」イルミネーションはじめました

当院に隣接していますサービス付き高齢者向け住宅「メディカーサ 国分中央」に冬のイベントとしてイルミネーションを設置しております。

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イルミネーションは今年が初めてということもあり、どういうものができあがるのか不安でしたが、いざ点灯させてみると、綺麗な輝きを放つイルミネーションと芝生に設置した躍動感あるトナカイがうまくリンクし、とても綺麗なイルミネーションとなりました。

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この幻想的な光景に、道行く人々も足を止めて眺められたり、携帯カメラで写真に収めている姿を目にします。

 冬の風物詩となるよう毎年飾っていきたいと思いますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください♪

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2013年8月30日 (金)

〜フィリピンからの看護師候補生 最近のようす〜

平成2411月から当院の仲間となっている、フィリピンからやってきた看護師候補生、メイさんとパムさん、当院に来て早半年以上が過ぎました。

 

日々、看護補助の実習研修を行いながら、看護師試験に向けた勉強や、日本語の勉強に励んでいます。

 

そんなメイさんとパムさん、地元フィリピンを紹介しようと、日本語でポスターを作りました。

メイさんパムさんの手作りポスターです。日頃の日本語勉強の成果が発揮されています。

 

フィリピンの自分の出身地や、観光名所などを、写真や言葉でうまく表現しています。

なにより驚くのが、日本語の文章と文字が上手なことです。

( ↓ 写真をクリックすると、拡大表示されます)

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ポスターの中には、漢字もふんだんに使ってあります。もちろん、メイさんとパムさんの直筆です。これがとても読みやすく、普通の日本人よりも丁寧で読みやすい字ではなかろうか、とまで感じさせます。

これは、毎週来ていただいている日本語教育の講師や、当院看護スタッフによる指導、そして本人たちの努力で成長したものだと思われます。また、患者さんや家族の方に、やさしく声をかけていただいたり、話しをさせていただいたりすることで、日本語への垣根がどんどん低くなって成長につながっているのだと思います。ありがとうございます。 

このポスターは、院内に掲示してありますので、どうぞご覧下さい。また、機会がありましたら、メイさんパムさんのふるさとフィリピンへ、ぜひいらしてみてください。

 

そして、看護師国家試験の合格を目指すメイさんパムさんを、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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(左:メイさん、 右:パムさん)


2013年7月23日 (火)

「健康教室」を開催します(ご案内)

夏本番をむかえ毎日暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、当院では7月30日(火曜日)14:00より、当院3階 多目的ホールにて健康教室を開催します。

今回は、歯周病とそれに関する病気について、歯科医がお話しをさせていただきます。
また、歯科衛生士、管理栄養士からも、歯周病にかかわる口腔ケアやお食事のお話しを致します。

興味をお持ちの方は、どうぞ、お気軽に当院の外来までお申し出ください。


1.歯周病と糖尿病(歯科医)

2.歯周病を予防して糖尿病の悪化を抑えよう〜口腔ケア〜(歯科衛生士)

3.歯周病と間食(管理栄養士)


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2013年6月28日 (金)

胃ろうに関する勉強会を行いました

5月16日に、胃ろうに関する勉強会を行いました。
何らかの原因により食事の経口摂取が困難となった場合の栄養投与法のひとつとして
胃ろう(PEG)が用いられるケースが増えています。
当院も例外ではなくその件数は年々増加傾向にあります。
胃ろう造設術は一般的に簡単な手術でその後の管理もしやすいと言われています。
しかし胃ろう造設を行った患者さんの背景には高齢や持病といった数々のリスクがあり、院内での管理も一緒くたではいかない状況です。
入院患者さんのよりよい入院生活を支援するために我々医療従事者のスキルアップを目的として、今回胃ろうに関する勉強会を実施しました。
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事前に各病棟に現状把握と問題点抽出のためのアンケートを行い、それを基に内容を決定しました。
胃ろう(PEG)の概論をはじめチューブの交換やさまざまなトラブルの対処法、また胃ろうチューブから薬を投与するための簡易懸濁法を用いていますが、その際の薬剤の選択やフラッシングのコツなど現状に即した内容で職員からの反応も良好でした。
胃ろう管理に限らず、私たちが毎日何度も行う作業一つ一つに少しの工夫と少しの意識を持つことで、更に良いケアを提供できればよいと思います。

2013年5月14日 (火)

〜 糖質制限の体験談を報告します 〜

当院では、広報誌でも掲載している様に、糖質制限を取り入れた食事療法に取り組んでおります。血糖値の事は、特別な症状でもない限り気にしていない方も多いと思いますが、高血糖が引き起こすトラブルは糖尿病だけではありません。血糖上昇に伴う「酸化ストレス」や「炎症」、余った糖とたんぱく質が結びつく「糖化」、そして高血圧や肥満・・・などの影響が複雑に絡み合い、全身のさまざまな場所に悪影響を及ぼします。
今回、当院の職員が糖質制限による食事療法を行ないましたので、その経過を紹介します。その職員は肥満であり脂質異常がありましたので、これらがいくらかでも改善できればと思い4月1日より糖質を制限した食生活を開始しました。1ヶ月が経過し、その成果は以下の通りとなりました。
 
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ひとえに糖質制限といっても程度がありますし、効果についても個人差はあると思います。その職員は開始以来お米類、麺類、パン類その他一般に糖質が高いと言われる食べ物はほとんど食べませんでしたので、相応の成果が出たのではないかと思います。LDLコレステロールについては、もともと薬を内服していましたので、そのことも若干寄与していると思いますが、脂肪類を摂取したにも関わらずこれだけ減少したことは正直驚きました。まだまだ改善が必要と思われる項目があるので今後も継続する予定です。その後についても結果を報告したいと思います。

2013年5月11日 (土)

感染防止委員会の学習活動を紹介します

当院の感染防止委員会の学習活動について、その一部をご紹介します。

 

【感染ラウンドの勉強会】

418日に、感染ラウンドの勉強会を行いました。

感染防止委員会では、看護部で作成したラウンド表をもとに、毎週決まった曜日に、全病棟を看護師2名、および医師、薬剤師、臨床検査技師のいずれかが参加し、日常的な感染対策について巡回チェックを行っています。

 

感染ラウンドの目的は、次の2点です。

 病棟全体の日常的感染対策をチェックし、指導・改善をはかる

 各部署での活動を評価し、情報の共有化をする

 

 今回の勉強会では、感染ラウンドでのチェック項目を、目的や根拠を加えながら説明しました。途中、写真を見ながらの「感染クイズ」なども行い、参加者に考えてもらうことで意識向上を図れたと思っています。

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感染ラウンドを行ってみると、独自に工夫をしている部署もあり、良いアイディアは取り入れ、病院全体の活動の改善につなげていきたいと考えています。

 

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【「感染ミニ学習会」をはじめました】

感染対策をより具体的に理解・実践するために、感染防止委員会主催の「感染ミニ学習会」を始めています。毎月、身近なテーマで行います。(4月は手袋の使用、5月はマスクの使用がテーマ)

115分程度ですが、実技や質疑を交えながら、感染対策を学んでいきます。

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このように、院内の感染防止を継続し、より安心安全な病院創りを継続します。

2013年4月15日 (月)

〜第4回 糖尿病教室を開催しました〜

323日(土)に当院で「第4回 糖尿病教室」を開催致しました。

今回も、たくさんの方にご参加いただきました。

テーマは「糖尿病の運動療法」と、「楽しい糖質管理の極意」の2つです。

その内容について、みなさまにご紹介します。

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【糖尿病の運動療法】

糖尿病に対する運動療法には大きく3つの効果があります。

 血糖値を下げる。②インスリンの効きが良くなる。③基礎代謝の増加。

その他、高血圧や脂質異常、肥満といった糖尿病に関連する症状の予防・改善や、心臓や肺、骨の強化など健康増進につながり、心身のリフレッシュも図れます。

効果的な運動療法には、全身の筋肉に十分に酸素を供給しながら行う「有酸素運動」が推奨され(ウォーキングやジョギング、サイクリングなど)、運動に望ましい時間帯や頻度、運動強度、運動をしてはいけない場合や運動を始めるにあたっての注意点についてのご説明をいたしました。

その後、参加者の皆様に屋内で出来る簡単な運動療法として、音楽に合わせた簡単なエクササイズを行って頂きました。

慣れない運動ですが、皆様に楽しんで取り組んで頂くことができたようです。この機会が日頃の運動の実践に繋がれば幸いです。

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【楽しい糖質管理の極意】

お食事について楽しくお話させていただきました。

最近では、米・麦製品や いも類などの“糖質”を摂る量を制限する事で、食後の血糖上昇を抑えることができる、ということが分かっています。

今回は、コンビニやスーパーなどで売られているお惣菜や、外食店を例に、糖質を控えた食事の摂り方をご紹介しました。また、砂糖の代わりに自然派甘味料の「パルスイート カロリーゼロ」を入れた紅茶と「ラカント」の飴の試飲・試食もしていただきました。

現在は、糖質を控えた食品やメニューの提供などの取り組みをしているお店もさまざまあります。その中でご自分に合ったメニューを探しながら食事を楽しんでいただければと思います。

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2013年3月28日 (木)

看護ケアについての院内勉強会を行いました

2月21日に、看護ケアについて、身体拘束廃止と褥瘡ケア、の二題の勉強会を行い、
活動する上で、参考にすべき点を学びました。
 
 
<身体拘束廃止>
身体拘束とは、安全な治療のためという理由で、患者さんの動きを拘束することです。例えば、チューブを抜かないように手にミトンをはめる、手を縛る、また、転落しないようにベッドに四点柵をする、などです。しかし、身体拘束を行う事は、患者さんの尊厳を奪うことにつながります。
今回の勉強会では、当院の身体拘束の現状と活動状況、参考にすべき他院の例を発表しました。また、当院の臨床心理士から、患者さんの尊厳を守るための対応について、注意点や心がけが必要な点を、具体例を交えて学びました。これを参考にし、身体拘束の廃止に向けた活動を継続して行っていきます。
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<褥瘡ケア>
当院では、褥瘡委員が中心となり入院患者さんの褥瘡発生予防や悪化の防止に積極的に取り組んでいます。先月、「褥瘡ケアの実際と予防について」をテーマに院内勉強会を開催しました。創部の洗浄法や、正しいオムツの当て方、背抜きについて実技を交えながら行いました。褥瘡予防・早期発見の為には、スタッフ全員が褥瘡に関心を持つことが重要です。今後もスタッフ全員が褥瘡予防に対する専門の知識・技術、そして一番大切な意識が持てるよう、働きかけていきたいと思います。
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