2016年10月11日 (火)

臨床美術ってなに?

こんにちは!
今回は、国分中央病院の通所リハビリテーション(デイケア)
取り入れています、「臨床美術」についてのご紹介です。

臨床美術ってなに?…初めて耳にする方も多いのでは
ないでしょうか。
臨床美術とは、絵を描いたり、ものを
作ったりという創作活動が脳の働きを活性化させて、
高齢者の認知症ケアに効果があるのではないかという
発想から開発された、1996年に誕生した比較的新しい
取り組みです。専門知識を持った臨床美術士が、参加者
お一人お一人の個性や状態に合わせて、その人の意欲
と潜在能力を引き出していく独自のプログラムとなってい
ます。現在では、発達が気になる子どもへのケアや小学
校の授業、社会人向けのメンタルヘルスケアなど、幅広く
取り入れられているようです。

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国分中央病院では月に1回、第2木曜日に臨床美術士
の先生をお招きし、通所リハ利用者様への取り組みを
行っています。「むずかいしいな~」「楽しいよ」「絵は苦
手なのよ~」など反応は様々ですが、先生のほか職員
もお手伝いし、それぞれに作品を完成させ、最後に参
加者全員で鑑賞会を開きます。「苦手だ」とおっしゃって
いた方も最後にはご自分の作品に満足され、お持ち
帰りになられます。

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見学も随時受付けておりますので、どうぞお気軽に
お問い合わせください。

お問い合わせ先:国分中央病院/通所リハビリテーション(担当:假屋)TEL:0995-45-3085

2016年10月 3日 (月)

認知症ケア講座に参加しました。

こんにちは、1B病棟の看護師です!
先週9月23~24日に、鹿児島県慢性期医療協会主催で開催された「看護師のための認知症ケア講座」に参加してきました。

みなさんのなかにも、認知症患者さんのお知り合いや、ご家族を持つ方もいらっしゃるかと思います。2025年には、認知症高齢者は約700万人に上ると言われ、実に65才以上の5人に1人が認知症になると推測されています。もはや認知症は誰にとっても身近な病気です。超高齢社会を迎えた日本では、私たち看護師はもちろん、医療・介護に携わる人は全員、認知症ケアのプロフェッショナルであることが求められます。このような背景から今年平成28年に実施された診療報酬改定では、医療機関の認知症ケアをより強化する政策も盛り込まれました。

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今回の講座では、認知症の原因となる病気や症状、その治療方法を中心に学びました。認知症を患う方とどのように向き合っていくか、よりよい認知症ケアをご提供するために、看護師のほか医師・リハビリ・介護・薬剤師など、他の専門スタッフと多職種でチームをつくる重要性も、改めて理解が深まりました。さらには、認知症という病は、当事者と病院だけで解決することは非常に困難です。他人事ではなく地域全体で、認知症の方やご家族を見守り支え、孤立させないこともポイントです。
この2日間は単に講師のお話を聞くだけではなく、他の病院から参加した看護師とのディスカッションもあって、とても良い刺激になりました。

認知症といっても患者さんそれぞれで症状が異なるため、個々の患者さんの症状・環境・生活習慣をどれだけ理解できるか?がとても重要で、困難なところでもあります。決して簡単ではないですが、より良い認知症ケアをできるよう、看護の現場で頑張りたいと思います。

2016年9月26日 (月)

患者さんにちょっとしたお楽しみを~敬老会を行いました~

遅くなりましたが、9月14日に敬老会を行いましたので、
その模様のご報告です!

国分中央病院には、長期間の治療・療養が必要な患者
さんを主な対象とした「療養病床」と言われる病棟があり
ます。
療養病床には、入院が長期になっているご高齢の
患者さんが多く、国分中央病院もその傾向にあります。
ということで、ご高齢の患者さんに少しでもくつろいでいた
だけるよう、毎年ささやかながら「敬老会」を行っていま
す。

まずは職員から、感謝の出し物。今年は、「詩吟師範」と
いう特技を隠し持っていた言語聴覚士/花見が、西郷
隆盛と
勝海舟の対面シーンを題材とした『両英雄』を吟じ
ました。花見さんがこんな野太い声を出せるなんて意外…。

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次にメインイベント、ボランティア/菊輪会さんの登場。
太鼓に踊りやダンス、そしてひょっとこ?も舞いだして、
賑やかで笑いに包まれたひとときを作っていただきま
した。

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最後は職員から、参加いただいた患者さんお一人
お一人に、敬老の日記念の写真をお渡ししました。
ささやかなものですが、皆さんに喜んでいただいたよ
うで、職員自身もうれしい時間となりました。

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人生の先輩のみなさんが、一日でも早くお元気に
なって、一日でも早くご自宅に帰られるよう、いっそ
う頑張っていこうと思いました。

2016年9月12日 (月)

働くお母さん・お父さんをサポート!

こんにちは!今日は国分中央病院/託児所からのご紹介です。

国分中央病院の託児所は、子育て中の病院職員のみなさんが
安心して働けるよう、仕事中の職員のお子様をお預かりするため
に運営されています。託児所は国分中央病院のすぐ隣りにある
サービス付き高齢者向け住宅「メディカーサ国分中央」の中にあっ
て、職場の間近という立地の良さも、お母様・お父様には大好評
です。

生後7ヶ月から就学前のお子様を保育の対象としていますが、
現在は0才児から2才児までの15名のお子様が、毎朝お母様・
お父様の出勤に合わせて通っています。お子様はみんな元気
いっぱいで、5名の保育士はとても楽しく、忙しい毎日を送ってい
ます。

先月8月は毎年恒例のプール遊びを満喫しました。メディカーサ国
分中央内ということもあり、お天気の良い日には2階のベランダへ
遊びに行ったり、入居するおじいちゃん・おばあちゃんと触れ合った
りと、この託児所ならではの交流を大切にしています。

これからも働くお母様・お父様に寄り添ってサポートしていけるよう、
保育士職員一同頑張ります。

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2016年9月 6日 (火)

働くお母さんを応援しています!

9月に入り、過ごしやすい日も幾分増えてきた今日この頃。皆様いかが
お過ごしでしょうか。今回は総務人事部より、「働きやすい職場環境」に
ついてご紹介をさせていただきたいと思います。

当院において特に、「働くおかあさん」を応援する制度として以下のもの
を定めています。

  • 産前産後休暇制度
  • 介護休暇、介護休業制度
  • 育児休業制度
  • 子供(未就学児)のための看護休暇制度
  • 育児短時間勤務制度
  • 母性健康管理のための休暇制度
  • 託児所設置

上記制度の活用により当院は、鹿児島子育て応援企業として鹿児島県
知事より認可を頂いております。また、子育て応援企業の特集として、
MBC南日本放送の「ふるさとかごしま」にて、当院へのインタビューが
放送
される予定となっております。是非ご覧ください。

放映予定日:平成28年10月1日(土) 午前11:15から

またこの記事をご覧になって、「福利厚生の話を聞いてみたい。」という
求職中の方や、転職をお考えの方、ひとまず下記までご連絡ください。

国分中央病院で一緒に働きましょう!!!

総務人事部 採用担当 中村
TEL 0995-45-3085
FAX 0995-45-3088
Mail k-st2-affairs@misakikai.or.jp

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2016年9月 1日 (木)

保険証の有効期限は大丈夫ですか?

こんにちは!医事部です。
もう今日から9月、なんだかめっきり涼しいですね。
さて先月8月は、「保険証」が更新され、新しくなる月でした。

  • 後期高齢者医療被保険者証
  • 国民健康保険被保険者証
  • 限度額適用・標準負担額減額認定証

をお持ちの方は、7月31日で保険証の期限が切れている
場合があります。新しい保険証が7月中旬頃には届いている
かと思いますので、入院中の患者様・外来受診希望の方は、
病院受付までお早めに、新しい保険証のご提示をお願いします。

ご存知の通り、保険証はとても大切です。

私たち医事部は、日頃は病院の受付業務を行いながら、毎
月初めには、病院の収益となる「医療費の計算と請求」とい
う仕事をしています。
患者さんに保険証を提示していただくことで、医療費全体の
一部、1~3割のみ患者さんにご負担いただき、残りは国が
補助する公的機関(保険者といいます)に請求しています。

保険証の確認ができない場合は全額、患者さんの負担に
なってしまいます。ぜひ忘れずにご提示をお願いします。

ご不明な点がございましたらお気軽に、私たち医事部/病院
受付までご相談ください。

例)後期高齢者医療被保険者証(1割負担)
・・・この保険証の場合は、
 患者さんご負担→1割
 
保険者負担→9割  となります。

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2016年8月24日 (水)

患者さんも職員も満足できる看護・介護をめざして

こんにちは!
国分中央病院には、入院患者さんの状態によって役割の異なる、4つの
病棟があります。今回はそのうちのひとつ、私たちの勤務する「1B病棟」
からのご案内です。

1B病棟には38床のベッドがあり、「在宅復帰機能強化型の療養病棟」と
なっています。ちょっと難しいですよね…。主にどのような役割の病棟か
というと、けがや病気などでどこかの病院に入院された方で、「治ってき
たけど、自宅に帰るにはもうちょっと治療やリハビリが必要」という患者さ
んに、主にご利用いただきます。今はご高齢の方が多く、ご自宅や介護
施設に帰ることを目指して、入院生活を送っていらっしゃいます。

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私たち1B病棟の看護師・介護職員一同、できるだけご自宅にいる時と

同じ様な環境づくりを心掛け、制限された入院生活を安全・安楽に過ご
していただけるよう援助させていただいております。

また患者さんにご満足いただくために、病棟の職場環境にも目を向け
ています。職員みんなが笑顔で働きやすい環境を作って、患者さんや
ご家族に少しでも多くの笑顔になっていただけるよう努めています。

患者さんやご家族の相談にも、親身にすぐ対応できるように心掛けて、
「いつも笑顔」を合言葉により良い看護・介護を目指して、1B病棟ス
タッフ一同これからも頑張ります。

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2016年8月16日 (火)

国分下井海岸をお掃除しました。

暦の上では秋となりましたが、暑さはまだまだ引く気配はありません。汗を
かいての脱水や、暑い日差しでの熱中症は大丈夫でしょうか?

季節柄、海で活動される方が増えています。今回、7月23日に下井海岸の
清掃活動を行ってまいりました。海岸ということで、裸足で歩いても危険が
ないようにと、いつも以上に目を凝らしながら収集させていただきました。
炎天下での収集作業で、参加した病院スタッフも大量に汗をかきながら、
皆様の夏の思い出の少しでも手助けになればと頑張りました。

海水浴等で夏の疲れが出やすい頃です。健康にはくれぐれも気をつけて
いただけたら幸いです。

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2016年8月 8日 (月)

熱中症に気を付けましょう!

8月に入って気温も上がり、暑い日が続くようになりました。
テレビでも『熱中症』の言葉を聞く機会が増えてきたのではないでしょうか。
今回は熱中症の症状と予防についてお話します。

熱中症では、高温多湿な環境に私たちの身体が適応できず、さまざまな症状が
でてきます。

1 めまいや顔のほてり
  めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状は熱中症のサインです。

  一時的に意識が遠くなったり腹痛になったりすることがあります。

2 筋肉痛や筋肉のけいれん
  手足の筋肉が「つる」(こむら返り)を起こしたり筋肉がピクピクとけいれん
  したり、硬くなることがあります。

3 体のだるさや吐きけ
 
体に力が入らずぐったりしている。

  吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合があります。

4 異常な汗のかきかた
 
拭いてもふいても汗が出る、もしくは汗がまったく出ていない。

  汗の出かたがおかしい場合があります。

5 体温が高い、皮フの異常
 
体温が高くて触ると熱い、皮フが赤く乾いているなどの症状があります。

6 まっすぐ歩けない、呼びかけに反応しない
 
声をかけても反応しなかったりおかしな返答をしたり、また体がガクガクと

  ひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けないなどの異常があります。

以上のことがいくつもある場合には、重度の熱中症になっている可能性があります
ので、すぐに病院に行きましょう。

熱中症には、いつでも、どこでも、だれでも、条件しだいでかかる危険性がありま
す。
以下のことに気を付けて、熱中症にならないようにしましょう。

◆ のどが渇いてなくてもこまめに水分を摂りましょう
 (スポーツドリンク等の塩分や糖分を含む飲み物)汗で失われた塩分の補給にも
   なります。

◆ バランスのよい適切な食事と十分な睡眠をとり、体調を整えましょう。
  寝苦しいときにはエアコンや扇風機を使って睡眠不足にならないようにしましょう。

◆ 気温と湿度を気にして暑さを和らげましょう。
  日差しを遮ったり、風通しを良くしたり、エアコンを使うなどして、自分のいる
  環境を快適にしましょう。
  これくらいの暑さは大丈夫と我慢するのは禁物です。

◆ 屋外では帽子や日傘で直射日光を避けましょう。
  飲み物を持ち歩いてこまめに水分をとり、休憩もこまめにとって、無理しない
  ようにしましょう。

2016年8月 2日 (火)

第52回霧島国分夏まつり参加しました

7月16日に行われた第52回霧島国分夏祭りの霧島総おどりに当病院も参加しました。

梅雨の時期という事もあり、直前の開催が危ぶまれるような大粒の雨や総踊り中にも
小雨に見舞われましたが、皆の熱い願いが届き無事に終えることができました。

 「霧島総おどり」は、毎年6000人以上の参加者で、国分の中心市街地を特設舞台
上で弾かれる三味線の生演奏(おはら節、ハンヤ節、おじゃんせ霧島)に合わせ2時間
ほど踊り歩くイベントです。
今年は108の団体が参加し、その中の1団体として当院から約50名の職員が参加い
たしました。皆、最後まで笑顔で楽しく参加することができました。 

私たちは総踊りに参加するために約3週間前より、お昼の休憩時間を利用して皆で踊
りの練習を行いました。その成果もあって息の合った団結力溢れる踊りを披露するこ
とができました。

当院は地域に根ざした病院づくりを目指しており、地域のイベントへ積極的に参加し
ています。
職員同士の結束はもちろん、参加された地域住民や参加された各団体との交流も深め
ることができ、有意義な時間を過ごすことができたと感じています。

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