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2013年1月

2013年1月31日 (木)

医療安全について 院内勉強会を行いました

平成241220日 医療安全についての院内勉強会を行いました。

今回は、外部講習会「医療安全管理者講習会」に参加したメンバーによる伝達講習、および、緊急時の院内救急招集の運用についての説明を行いました。

 

安全は、患者さんを守ることはもちろん、医療に従事する者を守ることにもなります。安全であることで、患者さんが安心して医療を受けられるように、そして、医療従事者が安心して仕事ができ、より良い医療を患者さんに提供できるように、意識を継続的に高めています。

 

1.医療安全管理者講習会の伝達講習(講師より)

 

・医療における安全確保は社会の強い要請であり、医療機関および医療従事者に課せられた責務です。安全確保の成果をあげるためには、継続的な質向上の取組みが必須であり、問題解決手法、すなわち一般産業界で確立された質管理の考え方や手法の導入が有効です。医療安全管理者養成講習を通じて、医療現場に安全文化を醸成し、医療の質向上を図ることに努めたいと思います。(薬剤部 松枝)

 

・今回、医療安全管理者講習会を修了し、病院における安全管理・質管理の基本や、組織的な安全管理体制を確立する知識と技術を学びました。研修の中で、医療安全の本来の活動が日々のインシデント・アクシデントの対応に追われるのではなく、組織としてチームワークの充実とコミュニケーションを重視したシステム作りをすることだと知りました。(臨床検査技師 鏡橋)

 

2.緊急時の院内救急招集の運用について

 

院内救急コールは多くの病院がいろいろな形でされている事と思います。

当院においても医療安全委員会にて検討し、院内救急コール体制を最近ではりますが10月に発足しました。

病室以外でも患者さんの急変は起こりうる可能性があり、ナース以外の病院職員が発見者になった時、いかに迅速に対処すれば良いか、院内全館放送を利用し院内の全職員に応援を求め、急変患者さんに対し迅速な対応を行うためのシステムです。

 今後、病院として色々な課題に取り組み、院内全体でチームとして機能していくように努力していきたいと思います。

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2013年1月29日 (火)

サービス付高齢者向け住宅工事を着工しました

 当院は、サービス付高齢者向け住宅の運営を計画しており、本年夏の完成を目指し先日工事着工しました。


 昭和52年の病院開設から現在に至るまで、デイケアや居宅介護支援事業など若干の介護事業も行っておりますが、事業全体の比重としては医療に傾注して参りました。しかしながら、今後の超高齢化社会や昨今の医療行政に対応し、法人全体として地域住民の方に貢献する為には医療のみならず介護分野についても深く関与しなければならないと考えて今回の建設に至りました。


 建設地の近隣には昨年大型のショッピングセンターも開店し、利便性に富んだ立地条件となっています。また、医療においては当院が近接しており全面的にバックアップしますので医療必要度の高い入居者の方でも、便利で安心した生活を送っていただけるものと考えております。


 居室数は全30室、広さは22.4㎡が28室、28.7㎡が2室となっております。家賃等を現在検討中で決定次第改めてご案内する予定ですが、その他お問い合わせある場合はお気軽にご連絡下さい。(連絡先:0995-45-3085 担当:友永・満留)


 工事は平成25年8月前後までを予定しております。近隣にお住まいの方には工事期間中ご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力をいただきたいと存じますのでよろしくお願い申し上げます。

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パースは全てイメージですので実際は異なります。

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2013年1月22日 (火)

基本方針を刷新しました

平成251月より当院の基本方針を刷新しました。

従来の基本方針は平成204月に定められたもので、バランススコアカード(顧客・業務・財務・学習の視点から企業のビジョン・戦略にどの様に影響し業績に現れるのかを可視化するための業績評価指標)の要素を取り入れたものでした。

今回の改定では、当院が経営理念にある様に『霧島市民に必要とされる病院』となるために「高度慢性期病院としての機能強化」、「リハビリテーション」、「認知症ケア」、「終末期医療」、「患者・職員満足度向上」等、今後どのような病院にならなければならないのか、そのためにどのようなことに取り組まなければならないのか、をより具体的に示したものとしました。そこで基本方針を新しく下記の通りとし、今後更なる地域医療発展のために尽力致します。

 

『高度慢性期病院としての機能向上を常に追求し、高度急性期・在宅医療を全面的にバックアップします。』

『最新の知識に基づいた良質なリハビリテーションを提供します。』

『患者さんの尊厳を重視した、身体拘束のない認知症ケアを行います。』

『患者さんの意思を尊重し、心身共に穏やかに過ごせる終末期医療を提供します。』

『患者さんも職員も満足できる明るい病院を職員一丸となって創ります。』