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2012年6月27日 (水)

熱中症にご注意!!

梅雨真っ只中でジメジメして何だかすっきりしない今日この頃。
鹿児島でもこの夏、計画停電が実施されるかもしれないとのことで、これからの猛暑を乗り切れるのか不安な方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?wobbly
そこで今回は、これからの猛暑に向けて注意が必要な「熱中症」についてお話したいと思います。

熱中症とは、温度の高い日中に仕事,運動を行うことにより、体内に熱が溜まっって体の変調をきたす病気です。
熱がこもり自律神経もやられてしまうと最悪の場合、死に至る怖い病気でもあります。
熱中症は、7月下旬から8月上旬の梅雨明け直後に特に多く、また夏季以外でも急に暑くなったときなどにも起こります。
これは体が暑熱環境や体の発熱に馴れてないために起きるもので、従ってある程度、体を暑さに少しずつ馴らしていく必要があります。

熱中症が起こりやすい環境
前日と比べ、急に気温が上がったとき、梅雨明けしたばかりのとき、湿度が高いとき、
アスファルト、コンクリート、草のはえてない砂地、急に激しい仕事、運動をしたとき、
体に疲れがあるとき、このようなときは特に注意が必要です。

熱中症にならないために
 ①体調管理 ・・・ 体調の悪いときは暑い日中の外出、仕事は控える。
          (疲労、寝不足、食欲不振、体力減退、下痢をしている方など体調の悪い方は特に注意!)
 
 ②運動・仕事・・・ 暑い時期の運動、仕事はなるべく涼しい時間帯に行う。
           急な激しい運動を避ける。(十分な休憩と水分補給を!!
 
 ③衣類   ・・・ 通気性の良い服を着て、外出時はきちんと帽子をかぶる
 
 ④水分補給 ・・・「のどが渇いた」と感じたときは、すでに体は水分不足です。
           定期的に少量ずつこまめに水分補給をすることが大切です。
 
 ⑤食事   ・・・ ビタミン、ミネラル、たんぱく質をしっかり摂るようにします。


もし熱中症になってしまったら】「軽度の場合の基本事項」
 ①体を冷やす・・・・涼しい日陰やクーラーの効いた室内に移動する。
           氷や水で冷やしたタオルを手足にあてる。
           団扇や衣服で扇いで身体を冷やす。
 
 ②衣服をゆるめて休む
 
 ③水分の補給 ・・・水分も大切ですが、スポーツドリンク(ポカリスエット、アクエリアスなど)
           を少しずつ何回にも分けて補給するほうがより良いといわれてます。

上記はあくまでも応急処置です以下の症状がある場合は直ちに医師の診察を仰いでください。
 ☆ 筋肉がけいれんしているとき
 ☆ 皮ふが青白い。
 ☆ 皮ふが赤い、熱っぽい〔熱射病〕
 ☆ 反応が鈍い、言動がおかしい、意識がはっきりしないとき
           (意識がないときの水分補給は厳禁!)

最後に・・・、
万が一、熱中症になってしまった場合は、回復した後も数日間は安静にしないといけません。
また一度熱中症になった方は再びなりやすいともいわれております。
もし体調が戻らないとき、気分が悪いときはすぐに医師に診て頂くようにして下さいsign01


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