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2016年6月

2016年6月29日 (水)

「認知症市民フォーラム2016」開催

「認知症市民フォーラム2016~地域で取り組む認知症~」と題しまして6月18日
に市民公開講座を開催いたしました。
講師には

九州大学院精神科神経科助教 
 ・小原 知之(おはら ともゆき)先生 

医療法人大誠会社会福祉法人久仁会理事長
群馬県認知症疾患医療センター内田病院センター長
 ・田中 志子(たなか ゆきこ)先生

お二方をお招きし、座長を当院理事長 藤﨑剛斎が務め、認知症に関する最新情報
や認知症ケアの具体的な内容や取組をご講演頂きました。

小原先生は、認知症の発症リスクを抑えるためにはどのようなことに気を付ければ
よいか、また、認知症を発症したときに使われるお薬の効果についてのお話をして
いただきました。
田中先生は、ご自身の病院理念である「ともに創り出す」「共に育む」「共に癒す」
をもとに、認知症にやさしい地域ネットワーク作りのため、現在、取り組んでいる
活動をご紹介していただきました。

公演終了後にご記入頂いたアンケート結果を掲載しておりますのでご参照ください。

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2016年6月23日 (木)

企画経理部の紹介

こんにちは国分中央病院企画経理部です。

普段はあまり皆様と直接お会いする機会の少ない部署ですので、今回は少しだけ企画
経理部の紹介をさせていただきたいと思います。 

企画経理部という部署は、主に病院の収入・支出の管理を行っています。
企画経理部の年間要件の一つとして「決算」があります。
先日その「決算」作業が終わり、やっと一息つけたところです。
決算という言葉を聞くと「決算セール!」など楽しいイメージもありますが、企業と
して決算とは、とても緊張する業務になります。
決算は一年の経営成績を明らかにする非常に重要な業務であり、企業の通信簿と言っ
ても過言ではありません。
決算という報告書を正確かつスムーズに完了させるためには、日々の準備が重要です。

毎日の診療費を正確に記録し、いろいろな経費に無駄がないか、例えば、治療に必要
な薬品の購入や患者さんに提供する食事の食材は最適なものを選んで購入できている
かなど、お金の責任部門としてその都度、吟味しています。
その日々の積み重ねにより作り上げた記録を何度も精査してやっと「決算書」を作り
上げます。
 しかしここで終わりではありません!出来上がったものを、過去の決算書や経営計画
と見比べることにより経営状況を確認し、問題点や改善点を洗い出し、どうしたら
もっと成績が良くなるか考えていきます。 
みなさんにとって当院の決算は、直接は関係ないもののように見えますが、より良い
医療サービスを提供し続けるために、とても大切なものなのです。

当グループに関わる全てにおいて、地道なひとつひとつの積み重ねを通じて、真に
「霧島市民の皆さまから必要とされる病院」を目指していきますので、今後ともよろ
しくお願いします。

2016年6月 7日 (火)

人の力(コミュニケーションの大切さ)

私たちケアマネジャーは、ご家族からさまざまなご相談をいただくことがあります。

「私たち家族の言うことをまったく聞いてくれない。
   他人が話せば素直に聞き入れるのに、なんで!?」

といったご不満を聞くことも少なくありません。

ご本人とご家族の意思疎通が上手くいっていない訳ですが、そのままではますます
お互いのストレスや不信感を深めることにもなりかねません。
私たちでも自分の親とか家族に対してもそうですが、「お互い考えすぎてしまって
・・・」と言う様な、どの家族でも大なり小なり似たようなことがあるのではない
でしょうか。
そんな時こそ、わたしたちの出番だと思っています。

一つの例をあげますと、あるご家族から「谷口さんのいうことはよく聞いてくれる
から、本人と話をしてみてもらえないだろうか」と言われ、ご本人へ相談の内容を
伝えると、

「へ~そんなことを言っていましたか。」と驚かれ、
「そんなら今度また(改めて)話してみんなら」、

と言われました。

その後、ご家族皆さんで話をされた様子で、コミュニケーションが上手く取れた
そうです。
私たちケアマネジャーもご相談に対してお役に立てた時は、「良かった~」と、
とても嬉しくなります。

 今後とも悩んでおられるご家族のお役に立てるようスタッフ一同頑張って
まいりますのでお気軽に声をかけて下さい。