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2017年5月30日 (火)

こんにちは、国分中央病院/中央病歴室です。

今回は国分中央病院の中央病歴室のご紹介です。

中央病歴室では退院された患者様の入院カルテ(入院診療録)の管理・保管等の「カルテ管理」、平均在院日数や在宅復帰率等の病院に必要なデータを収集、分析等を行っています。
今回は「カルテ管理」についてお話ししたいと思います。

みなさんは図書館の本の管理をご存じですか?
図書館の本は「日本十進分類法」というルールで管理しています。
全ての本を内容によって1類から10類までに分類、さらに10個のグループに分け、最後にそこから10グループに細分化しています。
それにより、本の内容ごとに0~9の数字でジャンル分けし、同じ内容の本が同じ場所に集まるようになっています。
図書館の本の管理と同じように、中央病歴室での入院診療録のカルテの管理もルールがあります。

それは「ターミナルデジットシステム」です。
ターミナルデジットシステムとは患者様一人一人に番号を付け、その付けられた番号の末位桁を基準に収納する方法です。
例えば12345という番号の場合だと末位45のグループで管理をします。
あらかじめすべての棚を区分することにより、棚を均等に利用することが可能になります。
また、目的のグループ内で検索対象となるカルテはおよそ全体の100分の1に減少しますので、カルテの検索を迅速におこなうことができます。

普段、患者様との接する機会が少ないですが、患者様の重要なカルテをこのように管理することで情報の安全管理、お待たせする時間の短縮などで貢献しております。
医療行為には直接関係する内容ではございませんが、より良い医療サービスを提供する為に職員一丸となって頑張ってまいりますので、今後ともよろしくお願いします。

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