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2012年7月

2012年7月 6日 (金)

研修 【 私達の”End of Life”への取り組み 】 に参加して

「老人の専門医療を考える会」主催のリビング ウィルについて二日間にわたりグループ
に分かれてのワークショップの勉強会に参加してきました。

議題「私達の"End of Life”への取り組み」

1グループが6人に分かれて、一日目は各病院・施設でEnd of Lifeにおいて何が問題で、
それに向けてどのような取組みをしているかの意見を出し合い、二日目はよりよいコミュ
ニケーションをとる手段には何が必要であるかについて議論しました。

End of Life を迎えるにあたっては常に患者さんやご家族の方の要望に応えられるような
環境づくりを設定するとともに、医療従事者間の日々の情報共有の重要性を学びました。
また、コミュニケーションは患者さんの意見を引き出す最も重要な手段であるとともに、
スタッフとの連携にも大きな役割を担うものなので、よりコミュニケーションを充実するために
日頃から努力する必要があることを感じました。

『医療安全について』の院内勉強会を開催しました。

平成24年6月21日(木) 12:30より『医療安全について』の院内勉強会を開催しました。

医療機関として、安全な医療を提供することは当然のことであり、安全は何よりも優先されるべきものであることは、みなさん認識されているものと思います。当院でも日頃から常に安全意識を重視して医療を行っています。

また、毎月の”医療安全委員会”、および毎週の「リスク検討会」で、安全についての事例検討や対策を行っています。
しかし、安全に対して漫然となることがないよう、意識を高めるために、職員に対して安全の勉強会を行っています。今回は安全とは何か、実際にどのようなことが起こるのか、何に気を付けたら良いのか、といった点について講習を行いました。

まず、医療安全委員会から総務人事部の内田係長が「安全について」の発表を行いました。特に医療における安全は重要であり、起こったことについては、原因を捉え、再発防止を図ること。そのために、発生したことはインシデント・アクシデント報告書で報告し、情報を周知させることを徹底する。また、潜在するリスクに対する”気づき”を高めるためにも、日常から観察、確認、疑問を確かめることが重要といった考え方や注意点を説明しました。
 ・「絶対安全」なんてない。常にリスクは存在する。⇒リスクの要因を小さくし、より安全性を  
  高める。
 ・エラーの防止は、エラーの発生防止とともにエラーの拡大防止も必要。
 ・発生したトラブルから得ることは多く、「トラブルに学ぶ」姿勢で再発防止を図る
 ・昨年度、および今年度のインシデント アクシデント報告状況。
 ・病院内で起こりうる主な例の項目紹介。

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続いて、臨床検査技師の鏡橋より、院内勉強会の数字前に東京で開催された外部研修(全日本病院協会主催)「医療安全管理者養成課程講習会・基礎編」に参加したことについて、職員にホットな感想を伝えてもらいました。

 ・医療安全管理者養成講習会へ参加して
  6月15日~16日に東京で開催された医療安全管理者養成課程講習会に参加しました。現
  在、病院での患者の安全確保が益々重要視されている中、全日本病院協会が主催し、安
  全管理・質管理の基本的事項や実務指導に関わる教育・研修を行い、医療安全管理者を
  養成し、医療の質向上を図ることを目的に行われた講習会です。
  基礎編を終了して、医療安全の基本がコミュニケーションとチームワークにある事を学び
  ました。今後応用編、実践編と参加し、学んだ知識を当院に積極的に活かしていきたと考
  えています。

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