透析室のご紹介
みなさん、こんにちは。国分中央病院/透析室の臨床工学技士、福留です。
今回は、国分中央病院の透析室のご紹介です。
透析室ではその名前の通り「血液透析」を行っています。ご存じの方もいるかもしれませんが、血液透析とは、腎臓の機能が著しく弱ってしまった方に受けて頂く医療です。弱った腎臓に代わって、専用の医療機器を用いて体の中の老廃物などの毒素を取り除き、体外に排出します。
透析室には医療設備として、透析機械6台(患者モニタリング装置5台・個人用透析器1台)、RO装置(逆浸透装置…水を濾過する装置)、セントラル装置(透析用監視装置)があります。
血液透析は、きわめて高度な機器と技術の上に成り立っている治療ですので、透析を担当する看護師と臨床工学技士が、透析開始から終了までの手技、機器の操作保守点検などを綿密に行っています。透析中は透析機械の管理もしていますが、患者様の状態を機械だけに頼らず、自分たちの目と手でこまめにチェックする事を心掛けています。
現在国分中央病院の透析業務は、月・水・金曜日2クール、火・木・土曜日1クールで、入院及び外来の患者様に対応しています。今後とも患者様や地域の皆様に信頼していただける治療を目指し、努力を積み重ねていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
また国分中央病院では、高気圧酸素治療も行っています。高気圧酸素治療とは、患者様に高濃度の酸素を吸入して頂くことによって病態の改善を図る治療です。高気圧酸素治療への適応などご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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