インフルエンザに気をつけて
こんにちは!
今年もインフルエンザの時期となってしまいました。皆さん、インフルエンザワクチン接種はお済みですか?今回は国分中央病院の外来看護師より、インフルエンザについてちょっとお話させていただきます。
まず、インフルエンザの症状についておさらいです。
- 38度以上の発熱
- 上気道炎(口・鼻・のどの炎症)
- 全身倦怠感(だるい・疲労感)
などですが、症状は風邪に似ています。
症状は通常2~3日、場合によっては5日を超えて続くこともあります。ご高齢の方やお子さま、あるいは呼吸器系や心臓などに病気を持っている方がインフルエンザにかかると、合併症を併発する恐れもあります。このような方は特に、インフルエンザワクチン接種をお勧めします。
次に、インフルエンザワクチン、そのものについてです。
インフルエンザワクチンはなんと、ニワトリの卵を使って作られているんです。「ふ化鶏卵」という特別な卵ではあるのですが、ワクチンにはわずかながら卵由来の成分が残っています。卵アレルギーのある方は注意が必要ですので、接種前に必ず医師にご相談ください。
またインフルエンザワクチン接種後に副反応(注射したところの発熱やはれなど)が起こる可能性があります。接種後30分ほど様子を見て、体調に変わりがなければご帰宅…としているクリニックも多いようです。インフルエンザワクチンを接種される方は、お時間に余裕をもっていたほうが良さそうです。
〈インフルエンザワクチン接種を避けてもらう方〉
- 体温が37.5度以上の方
- 病気にかかっている方
- インフルエンザワクチンを原因として著しく体調が悪くなったことのある方
- 医師が予防接種を行う事が不適切と判断した方
上記に当てはまる方は、インフルエンザワクチン接種の前に、医師にご相談ください。
〈インフルエンザワクチン接種を受けてからの注意点〉
- 接種日は過激な運動を避け、注射部位は清潔にしてください。
- 接種した晩は、体調に異常がなければ、入浴して構いません。
- 高熱やけいれんなど体調の変化があれば、すぐに医師にご相談ください。
以上簡単ではありますが、インフルエンザについてお話をさせて頂きました。
ほかご不明点があれば、かかりつけ医またはご近所のお医者さんにご相談ください。インフルエンザに気を付けて、健康な毎日をお過ごしください。
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